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思索✕詩作。

思索と詩作のブログ。

グラヴィティ。

昔書いた詩
君の抱える重さは
僕がとうてい支えてあげられるの重さじゃなくて
僕に何もできないのがちょっと悲しい。

君はそれをひとりで持ち上げてしまっていて
でもそれを持つ手足は傷だらけで
僕に何もできないのがちょっとむなしい。

いや、ちょっとじゃないな。とても、だ。

あぁ、僕に重力を消す力があったなら、
荷物ごと君を軽々持ち上げて、
宇宙まで飛んでいけるのに。
そして月に行って一緒に地球見をしたいのに。

でもそんな荒唐無稽な妄想は君を助けはしない。

僕に出来ることは、
重さを一身に受ける君と君の靴の手当をすることと、
君が少しでも元気に荷物を持てるように、
おいしいご飯を作ること。
夜に少しでも休めるように君が喜ぶ歌を唄うこと。

重荷を持つ君に重力は耐え難いものだと思うけど、
僕のやっていることは自己満足にすぎないかもしれないけれど、
君をこの荷と重力から少しでも解放できていたらと、
切に願うよ。