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思索✕詩作。

思索と詩作のブログ。

あー。

苦しい場所で苦しんでる私もつらいけど安全な場所から苦しい私を見るしかできない君も相当つらいんだね。

灰色のもとに沈む

どろっとした灰色の墨汁のようなものが僕の中の青を染めていく。すべてがその灰色のもとに沈んだ時、僕の中のラピスラズリはいったい誰にその存在を知られよう。

架空の果実。

想像が現実にならなくて妄想ばかりになるのは何故だろう?成功体験ばかり妄想して過程の努力を想像しないのは何故だろう?私は架空の果実を味わうことに夢中で実際の果実に触れるどころか作るための努力にすら行き着いていない架空の果実よりも現実の果実の…

消えていく、消えていく

閉じられたタイムライン。消失していくデータ。消えていく君の輪郭。僕は君と繋がっているつもりだった。僕は君のすべてを知っているつもりだった。でも違った。当たり前だけど。僕の知らない日常が僕とは交わらない日常が君にはあった。君が消えた時僕の中…

靴。

靴を履き始めた頃は花が特段美しいとは思わなかった。あらゆる権力は潰すものだと思っていた。動物園の動物をただ可愛いものだと思っていた。今は必ずしもそうは思っていない。花は美しくいとおしいものだと思うようになったし、権力は秩序を保つために少し…

欲。

みんな、形のない善よりも、形のある偽善を求めているんだ。僕もそう。

超越してるもの。

超越しているもの。僕らに対して神。僕らに対して空。三次元に対して二次元キャラ。海の青に対して空の青。空間に対して時間。地に這う虫に対して猛禽類。超越とは圧倒的な差。しかし、隣り合わせ。

dear、道真。

君はまだ鬼でいるつもりかい。君は都を思い鬼になったね。都が恋しかったかい。都が眩しかったかい。でも君のおかげでこの街は大きくなった。他ならぬ鬼になった君のせいで。満足しているかい。今はこの和の国の代表的な都市の一つだ。見事な街だよ。鬼が人…

約束。(遠い昔のラブレター)

誰かに守られることで、人は安心して眠ることができる。そう、人は。じゃあ見守ってくれる神様は?神様は誰かに守られているの?空にたった一人で不安はないの?神様。神様が一人で寂しい思いをしているのなら、私が神様を見守ります。神様と一緒にいます。…

空。

君が住んでいる街にも空はあって僕の住んでいる街にも空はあって僕が空を見上げているときに君も空を見上げているそんなことがあったらといつも思うそうだったら僕は君と少しでも繋がっているとそう思えるのに

天井。

見上げても見上げても天井は見えず、ただ、天井がないわけではない空に果てがあるようにジャックがまめの木で天に登ったように見つめては見つめてはこの感情の核(コア)は固く埋められて、ただ、完全に消えないわけではない時間はかかるけどいつかは綺麗に…

純真さの名のもとの腐敗。

純真さの名のもとの腐敗とは愛の名のもとの嫉妬である。純真さの名のもとの腐敗とは正義の名のもとの殺戮である。純真さの名のもとの腐敗とは神の名のもとの堕天使である。

嘘。

日常に馴染み過ぎた嘘誰もがその存在に同化している日常に馴染み過ぎた嘘誰もがバレてしまえばよいと思っている日常に馴染み過ぎた嘘でも皆恐れている日常に馴染み過ぎた嘘嘘が明白になった後の日常は未知の世界日常に馴染み過ぎた嘘どう振る舞えばよいかわ…

東京。

東京には数えるほどしか行ったことないけど、何もかもがありすぎて、なにもないところだけが存在しない、密度が濃くて空白がない、そう思わされる場所。空白がないところで生きるとはどういうことだろう?空っぽになれる場所がないと生き方とはどういう生き…

試験は人生を変えるチャンス。

ミスチルの君が好きって言う歌があるけど僕は彼のように歌手でも有名人でもないからテレビ塔の電波を通して世界のどこかにいる先輩に僕の感情を伝えることはできない。太陽や月のように先輩が空を見上げれば常にそこにいる存在になりたいけどそれも無理だ。…

素直。

僕は心の美しい人が羨ましい素直になるのに自分に正直になるのに気負う必要がないから美しい心をそのままさらけ出しても全く平気だから皆に好かれるだけだから僕は素直になるのが怖い素直になると自分に正直になると他人を傷つけてしまうから僕の感情のすべ…

羊。

羊の群れをテレビで見たどこまでも続く青空には不規則に流れる雲どこまでも続く茶色の大地には規則正しく歩く羊の群れ羊とは人間の比喩羊飼いとは神の比喩羊の隊列は他人に敷かれたレールの上を進むある種の人間のよう羊の群れに乾いた大地と青い空はどう映…

レール。

僕は誰が敷いたかわからないレールに乗っているようだ。自分以外の誰かが敷いたレールに。僕は今のところ食事には困っていない。それだけ。今の僕はあまり幸せはないのだ。でもご飯は食べられる。僕は幸せなのだろうか。皆は誰の作ったレールに乗っている?…

そして中間の存在、暁と黄昏。

光と闇の中間の存在はあるいは光と闇の世界よりも人々の心に景色が焼き付く刹那的な時間は共に希望に満ちている赤と群青の空間は共に人々を包み込むこれからはじまる不確かな今日無事に過ごせた確かな今日これからはじまる不安の夜これからはじまる期待の朝…

星に願いを。(駄々をこねてもいいですか?)

あなたの存在太陽のように自ら輝くわたしにとって特別な存在あなたの存在わたしの暗闇を明るく照らしてくる星の光より大切な存在あなたの存在わたしの存在に重さをあたえてくれる星の重力のような存在あなたの存在みんなを幸せにするがゆえにわたしの心を不…

祈り。

祈りとはむき出しの欲望。だからそれを美しいと思う人がいてだからそれを汚いと思う人がいる。

限りなく直喩に近い詩。

今日は久しぶりに夢を見た君が出てくる夢だ君が夢に出てくるとうれしいしかも僕に笑いかけてくれるもし君の夢に僕が出てきていたとしたら君はどう思うんだろうそれを考えだすと期待と不安が僕の心に渦巻く僕にとって君は砂漠で飲む水ような存在だけど君にと…

濁流。

君が夢に現れた瞬間思いは濁流となって頭の中を駆け巡る。目が覚めると君への思いが深くなっていることに気づく。しばらくして我に返るとさっきの出来事は現実だったのではとの思いに襲われる。僕は水に流されてしまったらしい。君が目の前に現れた瞬間欲望…

ジュブナイル(雨の夜)。

探す探す本を探す。めくるめくる本をめくる。笑う笑うからかい嘲る。振れる振れるそのことに戸惑う。触れる触れる心に触れる。めくるめくるページをめくる。こぼれるこぼれる僕の涙。揺れる揺れる君のこと考える。落ちる落ちる空から雨が。

トンネル。

僕は光の住人であり、闇の住人である。僕は自ら光を放つ存在ではない。また僕は虚無という名の闇そのものではない。僕はトンネルの中に一人立つ存在である。人が通れば彼らが持つ光を反射し月のようにぼやけた光が僕の中から生まれる。また、その逆であれば…

氷の世界。

僕の心。静寂。どこまでも静寂。雪は音をたてず降り積もり、氷は太陽の光を静かに反射させている。そこに風のはじまりがやってきた。空気が波うつ。そして、雪が舞い氷が割れた。みるみるうちに太陽は隠れホワイトアウト。風を吹かせたのは誰だ。風を吹かせ…

うずもれ。

金色の落ち葉にうずもれ紅い花びらにうずもれ山吹色の光にうずもれ蒼い闇にうずもれ人にうずもれ見上げれば月波間からゆらぐ月月から覗く僕もまたきっとゆらいでいるのだろう金色の中で紅の中で山吹色の中で蒼の中で人の中で

象と獣。

僕は目を閉じた争いごとを見たくなくて僕は耳をふさいだうわさ話を聞きたくなくて僕は口をつぐんだ悪口を言いたくなくて僕はホールデン少年と同じことをしようと考えた僕は目を閉じた僕は耳をふさいだ僕は口をつぐんだ僕は世界から自由になった他人に流され…

グラヴィティ。

君の抱える重さは僕がとうてい支えてあげられるの重さじゃなくて僕に何もできないのがちょっと悲しい。君はそれをひとりで持ち上げてしまっていてでもそれを持つ手足は傷だらけで僕に何もできないのがちょっとむなしい。いや、ちょっとじゃないな。とても、…

開拓者。

この世界で、人間は叫んで、叫んで、叫んで、生きている。感情がどうして生まれ、どこからやってくるのか知らないけど、僕は何度でも叫ぶ。生きている限り。泥臭く生きる。それが楽園を目撃し目指す者の運命だと思うから。

楽園。

低空を飛行する飛行機の上の空を海鳥が飛んでいる。満点の星空の下鳥達は風にのって飛行する。空で愉快そうに波乗りをしている、それを見上げる僕ら。波がざわめく珊瑚礁の海に浸って、僕らはその空を見上げた。足元にも頭上にもまばゆい光。雲が月を隠す一…

音楽。

僕にとってはすべてが音楽楽器の音色も学校のチャイムも3時間目の給食の匂いも放課後の部活動の声も図書館の圧倒される本たちも行き交う自動車のエンジン音も自転車のベルも刀を鍛える音も囲碁を打つ音もお寺の木魚も太陽の光も月の囁きも風の冷たさも池の反…

闇(B)

目を瞑ればそこに広がる。漆黒よりも黒い闇。僕の心。常に闇を求めて。誰がそれに近づかん?誰がそれに触らん?僕はいつも闇と隣合わせ。月の見えない新月の夜というほど美しくはなく。最上階から見た最下階というほど明るくもなく。深海というほど生命豊か…

闇(A)

心休まる闇はどこにある闇といえば恐怖らしい心休まる闇はどこにある闇といえば目をくらますものらしい心休まる闇はどこにある闇といえば心らしい心休まる闇はどこにある闇がなければ眠れない心休まる闇はどこにある闇がなければ生まれない光はいつ消える光…

海が消えた日。

どかぁん。ざぶぅん。光が落ちた。同時に枯れた。さて僕たちはどこに行かん。僕たちはどこに行かん。皆が話し合った。クジラたちは泣きながらより深みへシーラカンスはあくびをしながら化石になった。ヒトデたちは空に飛んでいって星になり、ペンギンたちは…

轍。

車輪は轍を歩く。人は道を歩く。それを強いたのは誰だ?それに追従する僕は何だ。僕は追従者。先導者は幾千年も前に通り過ぎた。その道を通る僕は追従者。道と先導者に磔にされている。僕は轍から自由になりたい。誰も知らない道を自分の足で作りたい。深す…

雪花月。

雪の白月に照らされて銀色に輝くあなたの思いこの雪原のどこかに眠っているの?雪の花天使の羽のように月から舞い降ちるあなたの思い月と天使に導かれ目覚めるのはいつ?あなたの心まるでこの雪原に咲く一輪の白い氷の花のようその姿白銀の月と雪になじんで…

ティッシュペーパー

僕は彼女から受け取ったそれを丸めた。あぁもったいない。あぁもったいない。せっかく彼女がくれたのに丸めて捨てるしかないなんて。あぁもったいない。あぁもったいない。くしゃみをしたらくれたんだ。そのまま持って帰ろうとしたけど彼女が見てたから使っ…

どこにいてもアウェイ。

キリキリする感覚。ホームのない僕はそれから逃れることはできない。僕はうつむき口をつぐむ。休憩時間の教室を寝てるフリをしてすごす。人が集まるトイレからはそそくさと脱出する。買い物に行けば針のような視線を感じ、家にいても家族はケンカばかりして…

前任者。

今ここにいる僕。聖域にいるのかドブの中にいるのかわからない、とにかく特別なフィールドにいる。特別なフィールドにいるから僕は特別なのか、僕が特別だからフィールドが特別なのか僕にはわからない。周りは知っている。でも口をつぐむ。ここが聖域だから…

失恋モドキ。

凪以上の静けさ雪以上の白靄以上のゆらぎお風呂に潜った時に聞こえる重低音なのに遠くに聞こえる時計の針の音なんの味もしない君の声で一瞬にしてその世界に放り堕とされては君の声で一瞬にして持ち上げられる君がそんなだから僕は荒れ狂う波への再出帆をや…

プロトタイプ

君の心、月明かりに照らしては、記憶とともに零れ落ちる。鳥のさえずり、食べられてしまったえんどう豆の涙。聖書の言葉、雨の夜に語られる、先人たちの見果てぬ夢。私の心、永遠の生命。知識、水に濡れた手のひらいっぱいのはなびら。これら木洩れ陽のよう…

零れ落ちるもの。

雨。涙。月明かり。知識。記憶。夢。木洩れ陽。えんどう豆。聖書の言葉。友人。私の心。あなたの心。生命。鳥のさえずり。水。手のひらいっぱいのはなびら。永遠。

僕は人の理不尽さに怯え

僕は人の理不尽さに傷つくことを脅え、もしくは、僕の理不尽さが人を傷つけることに脅え、今日を不安の中で生きている。公園でパンくずをつついている鳩は僕らがそんな憂鬱を抱いていることに気づいているだろうか。こんな僕らに鳩が幸福の象徴として見られ…

スコールを浴びながら、

スコールを浴びながら、淡い夕日がさす地平線の道を行く。自由をさ迷う、それこそが自由。雨よどこまでもついてくるがいい。私は一身でそれをうけとめよう。私は自由なのだから。靴が破れても、転んでズボンに穴が開いても、私は歩き続けよう。私は自由なの…

彼女は雨が好き。

彼女は雨が落ちる音を聞いていた。草原に溢れる虫の声。空には月あらじ。ただ星の雨が空から降ってくる。雨が降り注いでいる。彼女はふいに持っていた傘を広げた。くるくるとまわしては天の川のかけらをひろう。彼女はトンネルに入る。トンネルからは雨漏り…

心の洗濯板。

僕は心の布切れについた、すすや汚れを落とそうと、洗濯板で一生懸命に叩き、こすったんだ。きれいにすれば、子供の頃の純朴な自分に戻れると思って。染み付いた汚れはなかなか落とせないけど、いつか新品のようにきれいになるってそう信じていたんだ。自己…

月。

淋しいという単語を月に例えたとする。『月は空の青さを知らない。』某人気漫画のミュージカルでそう言っていた。月はぽっかりと宙に浮く。月は孤独か。地球と共にあり幸いと思っているだろうか。淋しい自分を月に投げかけたとする。私たちは月の静寂を知ら…

例えば、ではじまる詩(愛の詩編)

例えば、愛が本当にあったとして、愛に実体があって触れられるものだとして ガラスのように壊れやすいであろうそれを抱きしめたときに傷つけ粉々にしてしまわない保障ってどこにあるの?それともそれは絹糸でできた布のようにしなやかで、すべてを受けとめる…

君の悪口を言うのは

君の悪口をいうのは、もうこれ以上君のことを好きになりたくないからなんだ。自分に言い聞かせてるんだ。君のことなんか好きじゃないって。面倒くさいだろ。ゴメンね。でも、好き、という感情と嫌い、という感情、晒されるの、どっちがマシかっていったら、…